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収入合算とは（フラット35）
私自身がマイホームの購入を計画するにあたって、色々調べたり勉強したりした 「住宅ローン用語」。 と、そんなややこしい住宅ローン用語の中でも、特に私が振り回された？
一部を～ 私なりにちょっとまとめてみましたので、皆様の調べ事に対し少しでもお役立て頂ければ。。。 と。 m(_ _)m
今回は 「収入合算」について。 【⇒ 尚、以下情報参考上の注意点】
フラット35など、やや特殊な 「連帯債務」型での収入合算
フラット35等を代表格として、その他一部の金融機関では 「連帯債務」型の収入合算というモノも存在しております。
つまり・・・ 収入合算をする 「収入合算者」を、その住宅ローンにおける申込者本人の 「連帯債務者」とする条件を持つ 「収入合算」というモノです。
→ 一般的な収入合算は 「連帯保証人」が条件。 ちなみに収入合算という意味合い自体は （合算条件やメリット・デメリット等は除く、融資可能額を増やす目的の部分）、それら一般的な収入合算に同じとお考え下さい。
ちなみに～ この 「連帯債務」型の収入合算は、申込者本人も収入合算者も、どちらの方もその一つの住宅ローン契約の返済義務を負う 「債務者」となるわけですから、基本、類似する 「ペアローン」とほぼ同じ性質を持ち・・・
ただまあペアローンと若干異なる点は---
① ペアローンは、ひとつの住宅に対して２つのローン契約を締結しますが、 （ペアそれぞれに債務額などが決められ、それぞれで契約をする）
この「連帯債務」型の収入合算では、原則１つのローン契約となり、 （ひとつの債務を２人で契約する。 尚、そういった理由などに関連して・・・ 「連帯債務」型の収入合算は、一般的な収入合算より融資可能額の上限が高いかと思われますが、ただペアローンよりかは融資可能額の上限が若干低くなる可能性は御座います）
② また贈与税回避？ のための持ち分割合の計算がちょっとだけややこしい・・・
③ そしてそれらに伴い、あわせ、住宅ローン控除を適用するための計算もペアローンに比べて若干ややこしい・・・ といった感じかな。
④ なお加えフラットに限りましては、団信は任意であることは予め。
ペアローンは--- ペアになる人それぞれに 「債務額」が振り分けられておりますが、
このフラット35をはじめ、一部金融機関においての「連帯債務」型の収入合算では～ どちらの人にどれだけ！ といった、それぞれに 「債務額」が振り分けられる事はありませんので、収入合算と収入の割合などから、夫婦等それぞれが負担しているであろう相当返済額
（債務額）を割り出し、想定し、その額をもとに夫婦等それぞれが返済負担 ＆ 持ち分検討 ＆ 住宅ローン控除を受けるような形となろうかと。
・国税庁HPより根拠・・・ http://www.nta.go.jp/shiraberu/・・・
・並びに関連情報・・・ http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho・・・
（※ 例えば・・・ 夫婦合算、かつ借入額４，０００万円で、審査時の夫の収入６００万円、妻の収入２００万円だとしたら、
４，０００万円を、夫：妻 ＝ ６：２の収入力の割合で借り入れ・・・ 夫 ＝ ３，０００万円の借入れ、妻 ＝ １，０００万円の借入れと仮定し、それぞれを夫婦それぞれで返済負担
＆ 持ち分割り当て、それから住宅ローン控除適用へと）
【関連： 住宅ローン控除と持ち分の関係】
但し！！！
いくら夫婦での収入合算 ＆ 連帯債務とは言っても、実際には夫が１００％の支払い負担を・・・ と、お考えの場合もあろうかと思われますし、
・国税庁HP事例・・・ http://www.nta.go.jp/taxanswer・・・ （Q3を参照） （ローン審査を少しでも有利とするため、あえてそういった手段を取られる方もそこそこいらっしゃろうかと）
また、夫婦どちらか一方だけの住宅ローン控除の適用しか考えていない場合には、これら根本的な考えからして全く意見が異なる専門家も多いようですから、 （住宅ローン控除は、申込者本人一人だけでしか考えていない・・・ 等）
そうですね・・・
まあこういった連帯債務型の収入合算をご活用される場合には、そのご契約者などの環境・状況などに応じ、所轄の税務署窓口を含め、身近な専門知識を持たれる方 （ホームメーカーや融資担当者等）に必ずご相談された上での、各種お手続きやご検討 （住宅ローン控除とか持ち分割合とか）を m(_ _)m
以上参考などまでに。
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2012年12月更新