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日立ビッグドラム。空冷除湿方式と水冷除湿方式の違い。電気代は？比較など

　我が家に導入され約半年の日立ビッグドラム（ドラム式洗濯乾燥機）。

　ところでつい最近になって知ったのですが、

　こういったドラム式洗濯乾燥機における乾燥時の 「除湿方式」には---　乾燥運転中に、排水口（排水ホース）から湿った温風を出す　「空冷除湿方式」と、乾燥運転中に水を使い、水と一緒に排気？を流す　「水冷除湿方式」の、大きく分けて「２種類」あるそうで、

　ちなみに今回、この２つの除湿方式について色々と触れておこうかと。　（違いや使い分け、その他実測電気代なども）

それぞれのメリットデメリット

　まずは水冷。

　こちらは乾燥時に水を消費するのと、（空冷でも水は使用するみたいですが、ただ消費量は水冷の方が多い）　あと電気も多く消費するという点がデメリットかな。。　ただ水と一緒に排気されるため、一般的に排気管からの臭いが上がって来にくく〜　またおそらく熱気も抑えられる傾向かとも思われます。

　それから空冷。

　こちらは水冷比エコである一方で〜　排水管などの形状や環境などによって下水等の臭いが上がって来やすくなるようで、、　また室内にやや熱気がこもりやすくなると言ったデメリットも。　（場合によっては排水口から音が出て来る事もあるようです）

　なお、これはどちらにも言えることなんですが、洗濯乾燥機によってはこれら2つの機能を使い分ける事が出来るものもありますが、（うちのビッグドラムもそのひとつ）　しかし特定の機能を使うためにこれらどちらかの方式に限定されてしまう事も多く、、（水冷では節電モードが使えない。ナイトモードでは水冷に限定されるなど）　使い分けが出来るからと言ってデメリットが無いとも限りません事にもご注意を。

電気代の比較

　ちなみに、うちにあるビッグドラムは両方の方式を切り替え任意で選択する事が出来ます。

　なので、本当に水冷方式の方が割高なのか？　ちょっと電気代も測定比較してみる事に。

　【�@　空冷除湿方式（空冷除湿モード）】

　洗濯物の容量約１．９ｋｇ、室温約２２度、「洗濯 ＞ 乾燥」一式の標準モード、風呂水なし、タンブラー洗浄有り　しっかり乾燥モード （乾燥の仕上がり具合）で・・・

　洗濯＆乾燥 一回当たりの電気代は　２７円。　（積算電力量は　１．２４ｋｗｈ）

　さらにもう一回念のため・・

　今度は、洗濯物の容量約２ｋｇ、室温約２１．５度、「洗濯 ＞ 乾燥」一式の標準モード、風呂水なし、タンブラー洗浄有り　ふつう乾燥モード （乾燥の仕上がり具合）で・・・　（その他条件は上に同じ）

　洗濯＆乾燥 一回当たりの電気代は　２３円。　（積算電力量は　１．０６ｋｗｈ）

　という結果に。

　【�A水冷除湿方式（水冷除湿モード）】

　洗濯物の容量約２ｋｇ、室温約２０度、「洗濯 ＞ 乾燥」一式の標準モード、風呂水なし、タンブラー洗浄有り　しっかり乾燥モード （乾燥の仕上がり具合）で・・・

　洗濯＆乾燥 一回当たりの電気代は　２７円。　（積算電力量は　１．２７ｋｗｈ）

　こちらもさらにもう一回。

　洗濯物の容量約２ｋｇ、室温約２２度、「洗濯 ＞ 乾燥」一式の標準モード、風呂水なし、タンブラー洗浄有り　ふつう乾燥モード （乾燥の仕上がり具合）で・・・　（その他条件は上に同じ）

　洗濯＆乾燥 一回当たりの電気代は　２６円。　（積算電力量は　１．２２ｋｗｈ）

　という結果に。

　つまり

　水冷　＞　空冷　（電気代）

　と。

　まあこれら比較する計測条件（環境）にはほんの多少の違いこそありますが、またその差は測定誤差の範囲、かつ私の環境内での結果とも言える部分もあるかと思われますが、双方の消費電力を比較するにそこそこ確度高いデータとも言え、十分な比較要素にはなってくれるのではないでしょうか。

水道代は？

　本来ならばこの辺りも測定したいのですが、ただいかんせん使用水量の測定は難しいです。　なのでこの辺りは割愛させて頂きたく存じます。

　しかし明らかに水冷では水道の消費量は増えますので、

　水冷　＞　空冷　（水道代）

　この辺りは間違いないかと。

まとめ

　水冷　＜　空冷　（エコ度）

　排水口からの臭い、音、熱気など、、　そういった問題が無い場合には、だんぜん空冷の方が優秀という事かな。

　以上、皆様のお役に立てるレポートになれば幸いです。

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2012年6月更新