ネットを徘徊していると、、 エアコンはちょこちょこ消すより点けっ放しにしておいた方が電気代の無駄・ロスがなくなり節約につながる! とか、つけっぱなしでも月に僅かしか電気代が変わらないので、つけっぱなしの方がある意味お得! とか、そういった情報を散見する事が出来ますが、
しかしこれってどうも腑に落ちない。
私もこの情報を習って、これまで2シーズン新築家屋でやってきたのだが、、
確かに理屈は分かる。 エアコンの始動時は温度差も大きく、30分程度は大きく電気を消費するので〜 それならば人がいない時でもつけっぱなしにしておいても大差ないか、オンオフのタイミング・頻度など場合によってはつけっぱなしの方が節約になるでしょう。
でもこれってあくまで理屈であって、人間味や生活感を取り入れて考えた場合には必ずしも理にかなっているとはどうも思えない。。
また家庭もそれぞれ。 近年では夜間電力や深夜電力が有利だが、日中の電気単価は割高な家庭だって多いわけですし。。。
というわけで今回、今シーズンは思い切って〜 例年のつけっぱなしを取りやめてみて、必要な時だけオンにするスタイルで実験してみました。
なお、ここに掲載するデータなどにつきましては、あくまで私的環境下におけるものです。 誰もが同様に当てはまるとは限りませんので、その辺りは予めお含みの上にて各ご参考にされれば幸いです。
ウチは2015年に購入した新築建売。 断熱性能は一部 次世代省エネ基準(H11年基準の省エネルギー対策等級4相当)。
冷房はあまり使わないので、冬季の暖房がメイン。
夜間電力を契約中。(日中は割高で、夕方普通、深夜が割安になる時間帯別変動契約。 なお夏季の日中はさらに割高になる)
エアコンのある部屋はキッチン合わせて20畳くらい。
今回データ取りは冬季の暖房のみ。
電気代はエアコンに付帯する電気代計算機能を参考。(夜間電力の単価設定可能)
2時間以上無人の際には原則オフ。
エアコンには節約モードが付いており、無人時には抑制運転したり、サーキュレーター機能を活用した電気代倹約運転が出来るもの。(三菱エアコン)
・・・とまあこんな感じで、実験後の結果を振り返ってみると。。
なんと! 電気代は例年の半分くらいまで下がりました。
しかも! 今年は例年設定よりやや温度を高めにしていたにも関わらず。。(例年は21度だったのですが、今季から22度設定にしてみました)
というわけで、これからはエアコンは小まめに切って行きたいと思います ^^
でも正直、半分くらいまで下がるとは想定しておりませんでした。 何でかな、、
@ 断熱性の良い家なので、一旦暖まった部屋はなかなか冷めにくい。 ゆえ再起動時の電気負担もさほど大きくならずに済むから? (あくまで予測)
A オンオフすることで、ちょっとした節約意識が強くなった。 (これは思わぬ二次効果かも)
例えば出かける30分前にオフするようになったり、(余熱を見越して使うようになった) 帰宅時や在宅時でも、もうちょっと我慢しようかな〜 と、例年なら暖房していた気温域や時間帯でも点けずに過ごす時間は増えましたね。。(特に時間帯別電気料金なので、夕方や夜間などもう少し我慢すれば電気単価が安くなるタイミングだと、その時間帯になるまでけっこう頑張ったりしたことも)
これは卓上の理論では絶対に計算出来ないが、しかし現実ではかなり大きな影響力は否めないでしょう。
電力会社の契約別電気料金シミュレーションと同じですね ^^
電力会社は、今の現状の電気使用状況に応じて最適な契約プランをシミュレートしてくれますが、しかしこれは現状と全く同じ使い方になるならでの話であって、、 実際には契約変更したらしたで、臨機応変に人間はお得な使い方に変わるため〜 そのシミュレートは場合によっては全くあてにならないことも。。。 とまあこの現象と同じですね ^^
※ 例えば時間別に単価が変動しない定額契約から → 時間帯別に単価が変動する深夜料金プランへ変更した場合、今迄日中に使っていた電気代が割安な深夜へ多く移行する事は珍しくなく、(充電やタイマー稼働可能な電化製品など) また今までは何も考えずに使っていたが、ついつい単価が安くなるタイミングまで待って使うようになったというケースも多く考えられ、つまりこういったシミュレーションでは算出する事の出来ない人間性が現実では大きく影響し、当初のシミュレートを大幅にひっくり返してしまう・・ みたいな現象。
B 電気料金のプランが自身の生活に合っていたから?。 (かなり薄い予測)
ウチは日中の在宅率は比較的高い方なので、まあそこまで影響はないかと思われますが。。
まあこんな感じででしょうか。
以上、皆様のご参考になる部分御座いましたら幸いです。
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ネットでイラっとする時。画像をクリックしても小さいままの商品画像。 管理人