My Home Direct -TOP > 管理人のネタ帳 > スチームモップ導入レビュー。スチーム温度とか
最近、深夜番組なんかでガンガン宣伝やってる 「スチームモップ」。 前々から気になっていたんですが〜 (スチームクリーナーとも)
まあ実際手にしたモノはちょっと違うんですがね・・・ (そのテレビCMでよく見るアレではなく) うちでも、そのスチームモップとやらを導入してみましたので〜 気になるアレコレをちょっとばかりに。
で、導入した 例のそのスチームモップとやらは。。。
「 【アイリスオーヤマ】 スチームモップ・PSM-300 」
なんかちょっと ”いびつ”なレイアウトで、やや置き方にとまどう ”きばつ”なデザイン。 (実際、使用中の置き方にやや困ることも多く、基本的な置き方は 上記画像のような感じとなろうかと思われますが、コードがめっちゃゴワゴワでこれがまた意外と本体が安定しない。。。)
で、実際に使用してみると・・・
水を入れ、待つこと約30秒。
ブウィンブウィン・・・ という振動というかウネリというか・・・ そんな音と共に、思っているよりかは 「断続的」にスチームが噴射されるようだ。 (スイッチを押していても、ずっとブシュ―っと出続けるわけではないみたい)
ヘッドパーツも何点か同梱されており、
カーペットなどではこんなヘッドパーツが役に立つようだ。 (ただ、こういったスチームモップのデザインゆえに意外と取り回しは悪く、また、水の入るタンクが底の青色をした部分なので、水をくみ上げるホースに工夫は見られるが、やはり残る水量と本体の傾け方などによってはスチームが出難くなるなどの難点も見れらます)
まあ当然スチームは熱い。
え!? 熱いって、どのくらいなのかな???
という事で、そう言えばパッケージの商品説明にもこういった表記はなかったので、実際に温度計で測ってみました。 (理科の実験なんかでよく見る温度計を使い、その温度計の先っぽをスチームの噴射口
(いわゆるノズル)に当て、噴射直後のスチーム温度を計測)
その温度約 70℃
まあ熱いと言えば熱いのだが、私が思っていたよりも〜 ずいぶんと低温な感じでした。 (私の想像ではもっとこう・・・ 除菌とかが 「売り」になっているくらいなので100℃とか。。。 尚、計測時は冬期でしたので、夏期だとちょっと変わってくるかもしれませんが)
なので、これくらい、又はこれ近辺の温度域では除菌効果の見られないウイルスなどに対しては、あまり効果はなさそうですね ^^ (計測後、取扱説明書をくまなく読んでいると・・・ 説明書の仕様欄には確かに
「スチーム温度約100℃」とは書いていましたが・・・ 温度計の先っぽにスチームを噴射するだけの測定方法ではあまり正確性なかったのでしょうか。 確かに、温度計の全部がスチームでおおわれているわけではないので。。。 → という事なので、まあこの数値
(70℃)はあくまで参考までに m(_ _)m)
まあ噴射温度はそのくらいにして、
それと、もうふたつみっつ。
先ずは、意外と噴霧されるスチーム量が多く〜 スチーム量を一番小さくしても、対象物が意外とビシャビシャ (水分で)になる。
なので〜 じゅうたん等を念入りにやっちゃうと、裏まで水分が浸透してしまう懸念点はあり。
スチームは高温なので、ある程度は直ぐに蒸発してしまうのだが、、 冬期など、そのスチームする対象部位の温度が低い場合には、そもそも意外と蒸発し難いかもしれませんね ^^
また、じゅうたん用? の、カバーを付けるタイプなら問題ないのですが、ノズルからブシャーっとスチームが出るヘッドパーツ (アタッチメント)を使うと、スチームの勢いでその周辺のゴミやホコリなどが飛び拡散してしまう等の問題点もあるかな・・・ ただ
「勢い」とは言っても〜 高圧スチームではないので、かといって高圧洗浄機のような洗浄能力も一切ありません (沸騰した 「やかん」の蓋の穴からピーッと出る蒸気くらいの勢い程度)
さらに、私的には意外と電気を食うかな。。。 と。 【⇒ その実際の、電気代測定結果はこちら】 (消費電力は1300Wです)
まあそもそも本体内部では〜 高温スチームを噴射するくらいのエネルギーが使われるので、ある程度の電気代の消費があるだろう・・・ と、そこそこ予想が付くかもしれませんが、こういったスチームモップ自体の
”売り文句”の多くでは「洗剤不要」・「薬品不要」・「水があればOK」といったアピールも多く、
一見、コレがあれば洗剤代が浮く〜 節約になる〜 とか思ってしまわれる方もいらっしゃろうかと思われますが、しかしその分 そこそこ電気は食うのが現実ですので・・・ 予めご注意のほどを。 (実際、パッケージなどには
「洗剤不要」とのアピールはあるが、洗剤が不要になる事に起因する節約性まではアピールされておりませんし)
そして最後に、頻繁に使うにはちょっと難ありかと。。。
やはり電気を使用する製品だけあって、使うその都度コンセントに差し込むのは意外と面倒だったりも。 しかもそのコード自体がけっこうゴワゴワで、、 (消費電力の高い製品だけあって、コードはしっかりとしたモノが使われております。 しかしゴワゴワなコードだけあって、3mあるコードは意外と短く感じ、取り回しも悪く・・・ 延長コードを持ってウロウロする事もしばしば)
また そこそこ大きな製品なので、収納に一度入れてしまうと〜 使うその都度いちいち押し入れなどから出し入れするのが面倒になってくるかとも。 (雑巾と洗剤スプレーのような手軽さはありません)
いわゆる 「大掃除向き」かな。
とまあこんな感じでしょうか。 うちのスチームモップの導入体験記。
ちなみに〜 これまでなんだか欠点ぽい事ばかり書いてきてしまいましたが、もちろんメリットも色々御座いまして・・・
特に、あまり薬品などを使いたくないような箇所の除菌作業にはかなり重宝しておりますよ ^^ (うちには3歳と1歳の小さな娘がおりますので、その辺りでの活用性はかなり大きいかと・・・ また、ちょっとした
「そそう」をしてしまったじゅうたんの洗浄等にも活用性高いですね)
2013年1月更新
スチームモップ、最近うちでノロ集団感染した時に活躍しました。 管理人