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ペアガラスの結露実態レビュー

 この度、うちの実家の大型リフォームにて、家屋の断熱性能を向上させるために〜 今流行り? のペアガラス (複層ガラス)の窓を全面的 (9割がた引き違い窓)に採用しており、

 その今回採用したYKK ap社製のエピソード。 基本はアルミサッシだが、内側 (室内側)は樹脂コーティングされたようなサッシ。 アルミ特有の熱や冷気の伝わりやすさをシャットアウトし、外からの熱気・冷気の遮蔽だけでなく、室内からの暖や涼も逃がし難くなっている。

 また、冬期におけるこれらペアガラス (複層ガラス)の断熱性能は〜 前回のレビュー記事の通りのすばらしい結果を体感しておりますが。。。

 ところで! ペアガラス or 複層ガラス (& 室内側が樹脂コーティング・サッシ)と言えば〜 「冬場は結露し難い」という事も大々的にアピールされており、そういった評価も多く見られますが・・・ (1枚の単層ガラスに比べて)

 実際のところ、本当はどうなんでしょうか???

 その辺りも検証してみましたので〜 ご参考までに m(_ _)m

結露レビュー

 結果はご覧のとおり。

 結露します。 (画像はリビング側の引き違い窓。 ガラス部分に結露が見られ、床に面する樹脂コーティングされたサッシ部分までこれら水滴でびしょびしょです)

 うちの実家では、基本、電気式の床暖房に加え〜 200V仕様のエアコン使用が主となっておりますが、(ストーブやファンヒーターのように水蒸気が出ない) LDKがひとつの空間としてつながっておりますので、キッチンも含まれる空間ですし、また室内の乾燥具合によっては気化式の加湿器を稼働させる事もありますし・・・ まあ室内の湿度がそれなりにあれば、外気温が氷点下まで下がらずとも〜 時折結露してサッシの下側にしずくが多くたまっていることも。

 但し!!!

 以前 30年前ほどのサッシや窓に比べると〜 格段に結露し難くなっている のは間違いないかと。

 またこういった結露が多く見られる時には、必ずと言っていいほど〜 窓ガラスに接するカーテンを完全に閉め切っており、カーテンを閉めていない時にはほとんど結露は見られないかも。。。 (※ 但し、うちの環境下 (外は冷えても氷点下2度くらいまで)においてですが・・・) (※ 何でかな・・・ 理由等はよく分かりません。 カーテンの種類にもよるのかな? 湿気が滞留しやすい?) (※ 尚、風呂場や風呂場に面する脱衣所などでは、やはり湿度が非常に高いためカーテンなくとも結露します)

 ちなみに〜

 これら結露の実態を観測?していたところ、加えちょっと気になる点も発見しており、それを加えてみると・・・

 引き違い窓に限っては、やはり気密性や断熱性高くとも〜 非常に僅かながらも外気の冷気が流入してくる部分はあり、そういった冷気が流入しやすい部分では、例えその箇所が樹脂部分だとしても〜 カーテンを閉めてなくとも〜 ピンポイントで結露している箇所 (かなり僅か部分的)も見られたかな・・・ (写真を撮り忘れましたが、冷気が流入している箇所は、外気の冷たい風によってその部位表面が冷やされ、結果〜 その部分が樹脂だとしても結露が発生・・・ みたいな。 尚、まあこれらをかなりややこしく詳細で伝えますと・・・ 冷気によって冷やされた室内を循環する空気が、樹脂表面部分へ吹き付けられ〜 その部分だけに水滴が発生してしまっている。 といった感じでしょうか)

 まあこの辺は、余談程度までに。

 というわけで〜 いくらペアガラス or 複層ガラス (& 室内側が樹脂コーティング・サッシ)とは言っても、「結露はします」。 といった結果に。 (言うなれば〜 「従来の窓ガラスやサッシに比べると かなり結露し難い」という表現が適応かと)

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2013年1月更新

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