My Home Direct -TOP > 楽器でPON! > 格安ギグバッグの比較
ギターやベースを外へ持ち出そうとすると、メーカー純正の布だけペラペラなソフトケースではかなり不安。 また手に持ってウロウロするのも面倒。。
そこで! リュックのように背中へ背負えて、ソフトケースより肉厚で内部をきちんと守ってくれ安心で、かつあまり多く出費したくないので格安! を条件に、手持ちのギターなどを収納運搬できる ”ギグバッグ(バック?
ギグケースとも)” というものを探しだし購入することに。(やや肉厚な移動運搬向きのソフトケースみたいな)
ちなみにこれらは、今回実際に購入してみた例のギグバッグ達。(左がベース用で右がギター用)
なお探索中、二つ候補に挙がったので、、(どちらにしようか絞り切れなかった) 試しに2つとも買ってみましたので、これら主要と思われる二種の比較についても触れておきましょうか。(2018年7月現在)
まず一番に候補に挙がったのが、あのサウンドハウスのオリジナルブランドである ”PLAYTECH(プレイテック)” のケース。(上記画像の右側のケース。 色はSky
BLUE)
ギター用はEG-Bag、 ベース用はEB-Bag というモデル。
2018年7月現在の価格は3,542円くらい。(税込、さらに送料込のサウンドハウス価格)
またこういったケースでは珍しく、カラーも豊富。 発見した時点では6種類から選べる充実ぶりでした。(ちなみになぜか、Blackのみが若干安い設定でした)
これは大変魅力的なモデル。
それからもう一つ。 キョーリツコーポレーション(KC。以下KC)というメーカーで、(上記画像の左側の黒いケース)
ギター用 = CST100、 ベース用 = CB100 というモデル。
2018年7月現在の価格は、アマゾンや楽天等でおおむね平常時3,000〜3,500円前後。(税込、送料込。セールなどで若干安くなるケースもあり)
カラーの選択肢はあまりないが、ショップやセールのタイミングなどによってはサウンドハウスのプレイテックより安価で・お得に購入できる可能性があり、またアマゾンギフト券やスーパーポイントを有効活用し購入できることもあり、(一応サウンドハウスにもポイントはあるが、有効期限が一ヶ月の独自ポイントなので、意外と活用性は低いです。。)
ちなみにアマゾンや楽天等だと、クレジットカード付帯のポイントモール経由で購入すれば、、 さらにお得が手に入ることも。(⇒ クレジットカード付帯のポイントモールって何??)
こちらも負けず劣らず大変魅力的なモデル。
まずは一番肝心なクッション材。
プレイテックはやや硬めなウレタン系? 柔らかいスポンジや綿などではなく がっちり保護されている感がある。(内部解剖はしておりませんので、あくまで手触り感からの予測) ちなみにサイド面にはクッション材はないが、収納時ギターをサンドイッチのように強めに挟み込む構造なので、まあなくても問題はないとは思われ。(なお挟み込む構造ゆえ、ギターを収納した時の内部の遊びも少なくいというポイントも)
KCはやや硬めな綿のような感触。(綿を圧縮して固めたような感じ)(内部解剖はしておりませんので、あくまで手触り感からの予測) しかしほどよく柔らかさもあるので、保管時丸めておくなどしてしまうと綿の薄い部分が出来てしまいそう。
ちなみにKCにはサイドにもクッションが装備されており、(ケースにマチがあるような感じ) ちょっとしたところで安心感がある。
ただこの ”マチ” がある影響で、ギター収納時の内部ホールド感は低く、(内部で楽器の遊びがある) まあ一長一短といった感じかと。
なお一応参考までに・・ クッション材の厚みは プレイテックの方がややボリューミー。(素材の違いでそう感じる部分もあるかもしれませんが、個人的にはプレイテックに軍配)
それから本体底部を保護してくれる箇所。
電車での移動時やちょっと立てかけておくときに、ギターやベースの底面からの衝撃を保護してくれる箇所。
プレイテックは正直 ”貧弱”。
ケースの底面が補強されているわけでもなく、また申し訳程度の小さなパットが付いているだけの必要最小限設計。(ストラップの金具が当たってケースが破れないように・・ 程度のものかと)
対しKCはしっかりと全面保護されているので、(底面の補強もアリ)
これはKCに軍配。
ただ底面のクッション材の ”マチ” に大きな遊びが見られ、(説明が難しい) クッション材がちょうどズレてしまった位置に楽器の底面が当たってしまった場合には、ノークッションでダイレクトに楽器へ衝撃が伝わってしまうので、収納時や移動時にはちょっと気を使っておく必要はあるかもしれません。
それから収納のしやすさ。
これは全開で開く構造のプレイテックに軍配。(置いて収納できるのがやりやすい)
KCは底面の補強ゆえ全開では開かず、立てかけた状態でしか収納できないのでやややり難い。
最後にちょっと細かい点。
裏地。 プレイテックはナイロンのツルツル生地。 KCは起毛?生地。(ヘッドやボディ中央が当たる補強部位は除く) 個人的にはKCの方が好み。
フック。 これはKCのみに見られるが、
これは意外と使える。
ケースのみを保管しておくとき、ひっかけて吊るして保管できるので、、 ケースが丸まったり折れたりせず、クッション材にクセを付けずに保管出来ますし、
それから何より、ちょっと立てかけておきたい場合などで、、 このフックをポールや柵などへちょっとひっかけておけば〜 不意な振動や風などでケース毎いきなり楽器が横倒しになってしまうことを防げるので、
ほんの小さな装備だが、人によってはかなり重宝しそうな機能。
・・とまあこんな感じで駆け足に比較してみましたが、いかがでしょうか。
以上、皆様の参考などまでになれば幸いです。
2018年7月更新
我が家で音楽を楽しもう! 増える楽器や音響機材のアレコレ日記