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カフェライブで急遽PAを組んで余興をやることになり、しかも! マイクが5本も必要・・ ということになり、
しかし手持ちのマイクはSM58(shure(シュア―))一本のみ。(通称ゴッパー)
それじゃあ・・ ということで、マイクを4本ほど追加、、 といっても、いきなりゴッパー4本も追加はさすがに負担が重過ぎる。。
ということで、
前々から気になっていたBehringer(べリンガ―)というところのXM5800を いつものサウンドハウスさんにて購入してみることに。
ちなみにXM5800は、明らかにシュア―のゴッパーを意識していると思われ、しかし価格は約四〜五分の一という高コスパが売り。
またサウンドハウスさんのレビューでも、ゴッパーと変わらずコスパが高い! というレビューも多く、、
その現実はいかに?? ゴッパーに比べてどうだった???
質感はほとんど変わらない。
XM5800はマイクグリルが黒い程度で、変な安っぽさは全くなし。
全然使えそうな雰囲気。
こちらは前出のSM58(ゴッパー)。↓
まず一番最初に気が付いたのが、
XM8500は感度が高いからか、出力がややデカい。
ゴッパーよりかなりGAINを下げてやらないと上手くバランスが取れない。
それからハウリングは起こしやすい様子。
いつもなら大丈夫な音量でも、XM8500はイコライズするなどして調整しないと 比較的容易にハウリングしてしまう。(これは他のPAシステムでも試してみたが、やはり同じ傾向でした)
ちなみにこのハウリング問題は、これまでは不必要だったイコライザー調整が必要となってしまうので、微妙にPAの音質が変わってしまうという弊害も。。(まあかなり微細なんで、聞く側はまず気が付かないレベルかもしれませんが)(イコライザーの無いミキサーだと、あまり大きな音量は出せなくなる可能性も)
・・とまあこんな感じで、取りあえずマイナス面をまず出してみましたが、
音質面では、正直 聞く側にとってはさほど変わらないという面も。(PAさん的な細かい面ではなく、聞く人にとっては何の問題もなく十分に聞ける音が出ます)
というわけで、実践的には意外と十二分に使えましたよ〜 べリンガ―のマイク。
ちなみに今回、4本のべリンガ―を段取りしたのだが、(予備含め計5本)
うち一本が謎の個体不良あり。
べリンガ―製の簡易ミキサーにつなげた場合のみ、(正確に言えばマイク入力端子のあるキーボードアンプ) 何だかガサガサと変なノイズが入るんです。(動かしただけでバリバリガサガサ。左右に振ってもバリバリガサガサ・・ 歌うのも難しいくらいに大きく耳触りなノイズが入る)
キャノンケーブルやミキサーなど色々と条件をとっかえひっかえし検証してみたが、やはりその特定の一本のみ、かつそのべリンガ―製の簡易ミキサーにつなげた場合のみノイズが入るんです。(他のキーボードアンプやらヤマハのパワードミキサーやら色々と試しましたが、それらでは一切ノイズが発生せず。。)
もちろんサウンドハウスさんへ不良品として返送し、検品してもらいましたが、、(初期クレーム対応)
ただやはり、その検品中では一切のノイズも確認されず。。。(2度、一週間以上時間をかけて検品してもらいましたが、いずれも異常なしとの報告)
ちなみに結果としては、結局は〜 返却してもらわず返品として扱ってもらい、最終的にはある意味解決しましたが。。(システムによってノイズが入るかもしれないということは、けっこうなリスクと言えますから)
なおサウンドハウスさんでは、通常、検品の結果 ”異常なし” と判断された商品は有料にて送り返されてしまうのだが、今回こちらから色々とノイズ症状が出る現状をしっかりと動画撮ってメールで送る等かなり念入りに相談したので、(明らかな証拠として) それが功を奏して返品として扱ってくれたかとは思われ。(もちろんサウンドハウスさんも積極的に解決に向け誠意対応してくれたのもあるでしょう。 有難う御座います)
・・とまあこんな感じでちょっとしたハプニング&懸念点?もありましたが、
相対的に見ると、十二分に使えるコスパ高いマイクかと。(なおその後、また2回ほど余興等で使用しましたが〜 その後は全く問題発生しておりません。 プロステージ等ではちょっとアレかもしれませんが、アマチュアステージ等では全然十分かと)
2018年7月更新
我が家で音楽を楽しもう! 増える楽器や音響機材のアレコレ日記