My Home Direct -TOP > 本物? 偽物? ブランドの見分け方 養成講座 > ロレックス編
本物のロレックスを身につけていても、「それ本物?」・・・と言われてしまうほど、コピー品・偽物が多く出回っているのが「ROLEX」。 コピー品を好んで収集している人もいるようですし・・・。 とある外国の繁華街を歩けば、「社長さん!」の次に出てくる言葉が、「ニセモノ」「ローレックス」・・・。
う〜ん...。
いきなりですが、
このデイトナは 「Sクラス」のニセモノです(クリックで拡大)。 外観も非常に精巧に出来ており、パッと見では本物と区別がつきません。
さて、どこをチェックすれば見分けがつくのでしょうか・・・。
先ずひとつ目! 「ROLEX」の文字に注目して下さい。
上側がコピー品のデイトナ、下側は正規品のデイトジャストです。 モデルこそ違いますが、「ロレックス」の文字は統一されていますので、比較をすれば何となく違いが分かると思います。
文字の太さが微妙なんですが、コピー品の方が太くなっていますよね〜 ^^
特に ”R” という文字を見て頂ければ、偽物はちょっとゴシック体のような感じですが、本物は明朝体寄り。。。
ちなみにこのコピー品の「ROLEX」という文字には特徴があり、ほとんどのコピー品の字体が同じような字体でプリントされているようで(もちろん例外もあるかと思われますが)、ちなみに、本物の字体をよ〜く見慣れていれば、ルーペを使わなくても瞬時に判別出来る共通部分(主要的な見分け手段)とも。
次にもうひとつ! これも決定的に違う部分があります。 ちなみに、外観では判別出来ない所ですが。。。
それは「音」です。
ただ音と言っても、時計のどこかを叩いた音が・・・というのではありません。 ムーヴメントが動くリズム(カッコよく言えばビート)を聞き分けるのです ^^
「機械式腕時計の知識編」で少々触れていますが、時計の中から聞こえてくる「振動数」を聞けば、ある程度本物かコピー品かを判別する事が可能なんです。
2008年現在、アンティークを除くほとんどのロレックスは「8振動」です。 しかしとあるコピー大国周辺で生産されているコピー品は「6振動」がほとんど。 つまり時計を耳に当てると、明らかに「チキチキ・・・」というリズムが異なります。
参考までに・・・ http://www.gsx-watch.com/expectations/fugaku/neiro.html こちらで「6振動」のリズムを視聴する事が出来ます ^^)/
このコピー品のデイトナもどきももちろん「6振動」。
本物とは刻むリズムが1秒間に2回も違うわけですから、明らかに違いを判別出来ましたし ^^;
但し! そうかと言っても〜 一部の「スーパーコピー」では「8振動」のムーヴメントを採用している事もあるそうなので、「8振動」だから本物! ・・・という方程式は必ずしもではありません事も予め要注意!
上記で紹介した判別方法はほんの一部です。 現在では上記の判別方法では全く分からないくらいの「スーパーコピー」も出回っているようですから、特に高価なブランド品は、信頼・安心出来るお店で購入されるのが一番ということにもなるかな \(^o^;
2015年7月更新
とある海外旅行でよく声を掛けられた言葉。 1位「シャ・チョーサン」、2位「ニ・セ・モ・ノ」、3位「タマゴッチ」。 管理人(補足:このベアンは本物)