My Home Direct -TOP > 良い旅 良い宿 良い温泉 > 【徳島】 祖谷温泉「祖谷美人」
行ってまいりました〜 山間部の渓谷沿いにそびえたつ〜 秘境&秘湯の名所 「徳島県・祖谷温泉」。 (「祖谷温泉」は〜 「そやおんせん」ではなく 「いやおんせん」と読む)
ちなみに・・・ 「祖谷温泉」と言えば! 谷底にある温泉までケーブルカーを使って降りるという、なんとも 「秘境」的な味わいが深い温泉が有名だが、今回私が宿泊したお宿は・・・ 谷底までケーブルカーで降りていく温泉こそありませんが、「隠れ宿」的な存在で、私の中では〜 祖谷温泉に次行くなら絶対にこの宿に泊まりたい!! と、少し前からチェック
& 熱望していた〜 (実は・・・ 祖谷温泉を訪れるのは今回で2回目 ^^)
\(^-^
さらに! 今回宿泊したお部屋は〜 最近出来たばかりのホヤホヤ同宿唯一の 「離れスイート」部屋。 (部屋名は・・・ 確か 「剣山」だったかな)
なお、今回この温泉宿に宿泊した 「テーマ」は!
「部屋に家族風呂がある宿」
「ちょっと贅沢にスイートルーム」
「静寂性を求めた離れ部屋」
この3点! (毎回毎回 まあテーマはさほど変わらんですけど・・・)
いや〜 実に満喫!満喫!! でした ^^ 祖谷美人さん。
先ず! 祖谷美人に到着し〜 お宿の方がお出迎え。
で、このお出迎えされた方も、フロントの方も、その他スタッフの方も・・・ かなり温かい対応で、しかも付かず離れず〜 の、前向きな接客にかなり好印象。
フロントはさほど広くはないが、嫌味の無いこじんまりとしたお土産コーナーを横目に、意外と設備の良いエレベーターでひとつ下の階へ。
部屋に案内されるまま〜 離れスイートに到着し、部屋に入ったとたん・・・
木の香りの良い香り。 部屋もかなり新しいとあって、新築の香りも堪能。
さらに奥の部屋へと進むと・・・
これまで色々と温泉宿のスイートに宿泊して来たが、この開放感溢れる広く明るい間取りは〜 私の中では、間違いなく今No,1と言っても過言ではないかも・・・ (2011年現在の、私の中でのランキングより)
しかも! 感動はここで終わりではなく〜
やや荒々しい川の流れの音に誘われるがまま〜 専用テラスへ。
おぉ・・・
渓谷の山間に囲まれた〜 見渡す限り山の、これほどまでに大自然を目の前に出来る宿はなかなか他ではお目にかかれないと、そう思うほどの清涼感 ^^
テラスから下をのぞいて見ると・・・
荒々しい渓谷がかなり下に・・・
その高さにやや足がすくんでしまいましたが ^^ もはや 「絶景」。
そして、肝心の温泉は〜
もちろん! その絶景テラスの端に併設されており、「ついたて」などは一切不要な完全プライベート! 大自然ビュー 専用露天風呂!!!
見渡す限り山で〜 風呂から下を見れば渓谷。
広さも十分で、大人ふたりが足を伸ばしてゆったり〜 親子3人で入っても十分な広さです ^^
ちなみに・・・ この露天風呂の他にも、室内に設置された陶器風呂もあるのですが、
そちらは足を浸ける程度で、とにかく! 先ほどの露天風呂に入り浸りでした ^^
ただちょっと残念なところもあり、それは・・・ 完全な掛け流しでは浸かれないことかな。 お湯を出していても、一定時間が経過すると自動的にお湯が止まるシステムで、時間を置いて入る度に足し湯をするなどして湯加減を調節しなければならない。 (特に早朝はお湯も冷え込んでいるが、何せ湯船がけっこう大きいので、良い湯加減で入れるまでけっこう時間が掛かり〜 ちょっとその時間がもったいなく感じてしまいました。 それから少し考えようによっては、多少不衛生かな〜 とも)
部屋の静寂性は〜 言うまでもなく最高レベル。
部屋は完全な離れ部屋となっており、他のお部屋とはまったく隣接しない構造。 (もちろん、上にも下にも部屋はない)
旅館の前は山奥の道だけあって、日中でも交通量はかなり少ないですし、部屋に居ても、人の声どころか物音すら聞こえないほどの静寂性が大満足 ^^ (渓谷の川の音が心地よく聞こえるだけ)
ただまあこれだけ静寂性の高いお宿ですから、当然、宿の周りには散策するようなところもなく、部屋でゆっくりまったりくつろぐ事に専念するのがベスト・チョイス。
そしてお食事 ^^
この離れスイートでは、この部屋に隣接されている囲炉裏のある専用個室にてお食事。
足元は掘りごたつのようになっている。
お料理の方は〜 川魚料理がメインとなる 山間部ならではの特徴的なコース。
川魚の南蛮漬けから始まり〜 鮎のお刺身(お造り)、山女の塩焼きなど・・・ 祖谷の渓谷ならではの川の幸がずらり。 やや心配していた川魚特有の臭みはありません。
なお! このお宿には 「そば処」が併設されておりまして、このお宿で出された 「ざるそば」が格別の美味しさ。
数々の料理を平らげて行き、そろそろお腹も窮屈に・・・ と、そんなかなり後半のタイミングにこの 「おそば」が出されるものの〜 今まで食べた そば とはこれまた全く違う「コシ」があり、つるつる〜 っと、独特の艶と清涼感の感じるおそばは、お腹の窮屈さも忘れるほどにノドに滑り込みました。
これは妻も同じ事を言っており、お腹がいっぱいなのに気持ちよく食べれる!!! と。 (帰りは、このそばと同じ生そばを買って帰りました ^^ ただ基本的に2〜3日程度しかもたないため、長期の旅行ではお持ち帰りはほぼ不可能だとも言えるでしょう。 → またそのおそばを自宅で作ってみたのですが、やはり宿で食べた味とは全く違いました。 → 結論として、このお蕎麦はその場で十二分に堪能して帰路につかれることをオススメします!?)
ちなみにその他のお料理は・・・ まあ可もなく不可もなく〜 といったところでしょうか。 普通でした。 (辛口でスミマセン)
念のためお料理の量の方は・・・
30歳半ばの私男性で、ご飯モノまでは手が出せなかったほどの量がありましたが、(ご飯はおひつ) ご飯以外は十分に満喫していただけました ^^
と、こんな感じでしょうか ^^
私の中では、また 「来たい」お宿のひとつである事は〜 もう間違いありません ^^
ただ最後に、一応余談までに言っておきたいことがありますが、それは・・・
まあこれだけの大自然の中、しかもこれだけの森緑に囲まれたお宿ですから、季節によっては夜間飛んで来る 「虫」の量が半端ではない・・・ 特に夏場の湿度の高い時には、もうそれは〜 市街地では到底考えられないほどの数の虫が。 (私が宿泊したのは初夏の雨上がり。 もうなんと言いましょうか それはもうビッシリと)
なので、
どうしても虫が苦手な方で、夜間も露天風呂を満喫したいな〜 といった方は、虫の少ない冬期がいいかもしれません (^-^Aゞ
2011年6月更新
海外旅行で衝撃を受けたもの。 風呂がない。 管理人