My Home Direct -TOP > 超初心者のDIY > 天井付けタイプの物干しユニット
最近流行ってますね。。
天井面へ取付け、上下昇降するタイプの室内物干しユニット。
有名処では川口技研のホスクリーン、パナソニックのホシ姫サマ辺りかな。
上下昇降できるので見た目も 室内空間も 使い勝手も大変良さそうで、(使いたい時に簡単に取り出せ、また使わない時も簡単にスッキリ収納) これからの梅雨時期、それから冬季、さらに黄砂やPM2.5対策としても〜 かなり重宝しそうなこれら逸品。
と、今回はこれをDIY取付けしてみましたので、少々記録しておこうかと。。(なお、埋め込みタイプはリフォームや新築時に施工する必要があるので、また出来たとしても施工は容易ではないため〜 今回は後付けタイプと言う事で)
ちなみちウチで採用したユニットは、川口技研製のホスクリーン ”URM” タイプ。 竿の昇降に使う操作棒が都度取り外せ 天井面がすっきりするため。 (対しパナソニックのホシ姫サマの同タイプは、常に操作用の紐が垂れさがっており、、 子供が引っ張って遊びそうだし邪魔そうだしで ウチでは却下)
先ず、これらタイプの室内物干しユニットは、天井の野縁(のぶち)と呼ばれる 石膏ボードなど天井材の下地(木材)へ 天井面を通して上手くネジ取付けしなければならず、(野縁へきちんと取り付け出来なかったら、特に石膏ボード天井の場合には少しの力で直ぐにユニットが落ちてくる上に〜 最悪天井の一部を破損させてしまう可能性も)
下地とは? 壁や天井などをネジや釘などで留めるための土台。
ここが一番の難所とも言えるでしょう。
だって仕上がり済みの天井は、石膏ボードやクロスなどが貼られ〜 こういった下地は全く目に見えませんから。。
でも大丈夫。
こういった野縁の位置を見破る ”術” がありますから。。
それが磁石。
今回は、近所のホームセンターに置いてあった磁石式のフックを使ってみました。(もちろん使うのは磁石面のみ。 ちなみに画像にある磁石面には黄色いマスキングテープを貼っていますが、これは磁石で天井クロスを傷つけたりしないようにとの養生です)
フックはある程度の荷重負荷を想定され製造されておりますので、そこそこ強力な磁石が使われています。
で、この磁石をどうするのかと言いますと、、
こういった壁や天井は、おおよそ下地(野縁)へ鉄製のネジを使って留められており、
その留められているネジ位置を一個一個、天井とクロス越しにその磁石を使って探しだして行けば、、(ネジがある部分にマスキングテープをし、さらにその上からマジックでより細かい位置をマーキング)
いとも簡単に野縁の位置が丸わかりに。(ネジの位置とネジの位置を結ぶなどすれば、さらに分かりやすいでしょう)
なお、ネジ位置とネジ位置を結んだだけでは〜 ある程度ジグザグになってしまいますので、ある程度の平均位置と、また壁からの寸法・直角・平行なども合わせれば、より正確な下地の位置が特定出来るでしょう。
一見、石膏ボードと壁紙クロスで厚く覆われた壁でも〜
磁石は、クロスの下に隠れるネジ位置をピンポイントで導いてくれます。
これさえクリアすれば〜 後はもう付いたようなもの。
但し、この時、、 使う磁石はそこそこ強力なタイプでないと〜 十分な探知力が得られませんので、(壁には厚いクロスと、さらにネジ位置にはパテが盛られ平面に整形されていますので、、 磁力が弱いと探し出せない事も) また強力な磁石でも、、 そこそこ小さい磁石でないと〜 なかなか細かいネジ位置までは分かりませんので、(大きな面で引っ付かれると〜 小さなネジの中心が非常に分かり難いです) もしこのように磁石探知をする場合には〜 そこら辺り十分条件を満たす磁石を使われますようにご留意願います。
後はその下地のある位置へ下穴を開けるなどして〜 付属のネジを数本、ドライバーでねじ込めば完成。
ちなみにこういった下地探しには、その他 ”下地センサー” とか ”針” のようなタイプもあるが、
もちろん、そういった下地探しでも問題ないのだが、、
ただこの磁石には!これらセンサー式などでは絶対に得られないスゴイ利点があり〜
それが ”ネジの位置がピンポイントで分かる” 事。
壁や天井には、上記のようにけっこうネジが密集されて打ちこまれています。
という事は?
取付ユニットのネジをねじ込もうと思ったら〜 ちょうど天井下地の既存のネジが打ちこまれている位置で、ネジが入らなかった、、 という事も十分ありえる話。
でも磁石だと予めネジ位置が分かってますから、、 こういった予期せぬ事態も予め防げる事でしょう。
それから初心者でも扱いやすい点と〜 (下地センサーだと、下地以外に反応する事もありますし、、 針だと、ある程度下地の位置が予測出来ないと アレコレぷすぷす大変ですし。。)
ネジ位置は大工さんが ”けがいた” 軌跡上に点在しておりますので、ネジ位置とネジ位置を結んで平均的な位置を直線で結べば〜 ほぼ下地の中心を捉える事も出来ようかと思われ、(下地材はだいたい4.5センチ角の太さなので、他の方法だとなかなか中心部を捉えるのは難しいでしょう)
ネジで下地を捉えたはいいが〜 下地の端っこすぎて上手く留まらなかった、、 とか、強度不足、、 とかの心配もほぼないでしょう。
天井材にネジ等を使わない家屋には使えないでしょう。(古い家屋やコンクリート造等) またネジ等を使っていても〜 鉄製のネジでないとなかなか。。(ステンレスでも引っ付く場合もありますが)
とまあこんな感じで、以上雑記程度までに。
2016年6月更新
DIY(ディーアイワイ)ってちょっと言い難いですよね。 赤パジャマ黄パジャマ茶パジャマみたいな。 管理人。