My Home Direct -TOP > ビバ!マイホームめもブログ > 建売住宅現実レポート > 鋼管杭が基礎立ち上がりからズレ?

鋼管杭のズレ /建売住宅現実レポート

 未完成の建売住宅を購入し、建売住宅ってどんなクオリティ? その現場・現実を密着レポート。

鋼管杭の杭頭が、基礎立ち上がりからズレている?

 当方購入の建売物件は小高い擁壁の上という事で、土砂流出対策として鋼管杭が打たれる事に。 ただ地盤自体は安定しているのかな? 鋼管杭は基礎全面でなく、擁壁のある一面片側のみの施行(いわゆる30度の安息角?安定角?まで鋼管杭)。

 で、その鋼管杭が打たれて基礎の配筋が完了し、ふとちょうど休日で現場に立ち寄ってみたところ。。

 ん?

鋼管杭、杭頭が基礎の立ち上がりからズレている

 おいおい基礎の立ち上がりから鋼管杭の位置ズレとんちゃうん?

 これが普通。

 家屋の重みは基礎の立ち上がり部分に集中するので、通常ならその基礎の立ち上がり直下に配置されていくのが普通だと思われ(ズレていると基礎底辺の面に力がかかり、基礎の割れにつながってしまう可能性が)、一応私も調べてみるとやはりそれは正論の様子。 もちろん確認申請の完了した仕様書を見てみても、鋼管杭はいずれも基礎の立ち上がりに来るようになった図面。

仕様書の鋼管杭

 但し、建築基準法かなんかでは、基礎の内側にあれば、中心から10センチくらいまでのズレならば許容範囲らしい。

 なーんだ、少しくらいならズレとってもええんか。

 ゆーかうちのズレは余裕の20センチ越え。 いずれにしてもおかしいやんか。 というわけで一応クレームを、、 と言いたかったんですが本日は日曜日。 しかも夕刻。 なので現場監督ではなく 建売仲介の不動産屋の営業マンへ連絡。 明日朝一で確認し連絡入れますとのこと。

 翌日の返答は 「問題なし」との事。

 まー そう来るとは思ってましたわ。 準備万端なご回答ウェルカムお疲れちゃん。 なお現場監督からはノーコメント。

 ちなみにその当日は朝からコンクリートの打設。 見事隠ぺい系〜 みたいな。 いわゆる迷宮入り。

 というわけでそれ以上はもうどうにもならんと思い それ以上のクレームは断念。

 まあ限りなく立ち上がりに近いと思うし- 今回の鋼管杭は地盤補強でなく地すべり防止(土砂の移動阻止)が目的なので、鋼管杭が家屋を支えているわけではないし- (ひょっとしたらその辺りは基準法上問題ない? とか) ズレている鋼管杭はこの一本のみで、他の部分は問題なさそうだし- 物理的に考えもし万が一を想定しても問題となりそうな部分はなさそうだし- 一応イザという時のための証拠は残っているし- という事で、そう勝手に良い方へ解釈して今回はこれにて締め。

 たかが建売。 されど建売。

当ブログ人気記事・注目記事

建売住宅密着レポート 関連記事

2015年6月更新

ビバ!マイホーム

最近風邪気味で、鼻をかんだら両鼻から鼻血が出ました。 管理人です。


(C) My Home Direct