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フラット35の審査基準考察

 はじめてのフラット35の事前審査 → 本審査 → 落選 → そして2度目のリベンジ 事前審査 → 本審査 → 合格、、、 を経て、さらに根ほり葉ほり聞いたローンセンター長の話も踏まえ、フラット35の審査基準について色々と考察してみました。 ちなみに私は個人事業、自営業者です(なので自営業者向けのポイントも多いかな)。

申込窓口となる銀行

 工務店(もしくは不動産屋) + 窓口銀行(取扱店) + 住宅金融支援機構 → このつながり次第で審査が違ってくる事もあると思われます。

 はじめてのフラット35ではなかったのですが、リベンジの地銀での申込時には、地銀ローンセンター長直々?の推薦状みたいな書類も添付されていたようで、それとお話しを聞いていた感じでも、かなりの審査合格への自信もあったようで(おそらく何かしら根拠はあるでしょう)、まあそこまで影響度は高くないかもしれませんが〜 こういった要素も少なくともあるようでした。

 ちなみにその地銀と不動産屋(建売仲介)は かなり強固なお得意様提携関係(かつ不動産屋も地域ではかなり大手)。 だから推薦状みたいな書類もあったのかな。 またその地銀と住宅金融支援機構も、地域でフラット35の取扱い数ナンバーワン〜 という関係。 なので推薦状の効力もあったのかな? なおフラット35の審査は、ほぼ住宅金融支援機構が実権を持っている様子。

 一応参考までに、フラット第一弾は取次工務店からの申込み。 第二弾は大手不動産屋さんを経た提携先の地銀よりの申込みでした。

団信、それから物件は審査対象外

 これは地銀ローンセンター長がおっしゃっていたのですが(私が質問した)、団信(団体信用生命保険)の加入・未加入が直接審査に影響する事はないそうです。 また申込物件の条件(立地等)で審査がダメになるという事もないそうです。 (フラット以外の銀行ローンの場合には、申込物件の担保価値? なども考慮に入るようですが、しかしフラットではそういった部分は審査の対象とはしていない、、、 との事でした)

 但し、フラットの取扱い基準を満たす物件であるという事は最低条件ですが。 (フラット35では、住宅の省エネルギー性など 一定の基準に満たない家屋などでは申込み出来ませんので)

 なお、団信加入についてはやや不可解な部分も体験しておりますので、合わせ ”こちら(団信と審査基準)” は出来るだけ参考にされておいてください。

年収基準

 自営業者の方のみかもしれませんが、200?250?くらいが年収の最低ライン(借入金額にかかわらず)。 さらに400を境に大きくその合格率も変わってくるという事です(地銀ローンセンター長談)。 という事はひとつの確率の目安として ”年収400万” はけっこう重要な基準となるでしょう。

職業

 影響度としてはそれほどではないようですが、しかし少なくともこの要素も考慮に入ってくると言えるでしょう。

事業の安定性

 これは自営業者オンリーになろうかと思われますが、事業を営む上での安定性もけっこう重要度高いかと思われます。 ただ数値が下がっているからといっても絶対的不利になるわけではないようで、相応の理由や根拠などがあれば それらは十分考慮して頂けるようです(これは私が実体験済み)。

信用情報は絶対

 フラットはとにかく信用情報は絶対のようです。(地銀ローンセンター長談)

 信用情報とは。 ---

 いわゆる支払いの義務に対する厳守性とでも言いましょうか。 主にクレジットカードやローンの支払いにおいて、過去支払いが優秀であったか? また延滞や遅れ、その他事故(長期滞納や未払い等)はなかったか? 等から、その個人の債務責任意識(返済責任能力)や安定性等を判断するための情報の事。 ちなみにこういった情報は個人情報機関経由で取得される場合が多いが(CICとか)、しかし信用情報はそういった情報だけに限定されるとは限らず、つまり判断材料となるモノがあれば 類似・近似する情報でもこの信用情報にあたると そう思われておいて下さい。

 他の銀行ローンとか信用会社とかでは、僅かながらの過去のローンやクレジットの遅れ程度では 他が良ければまずそこまで影響しないようですが(たまたま時間がなく入金し損ねた〜 なんて可能性もあるので、よほどの事がない限りそこまで厳格にはならないそうです)、しかしフラット35こと住宅金融支援機構では、この辺りの信用情報にはかなり厳格な基準をしいているそうで、というわけで過去にもしここら辺りのお心当たりあれば、ちょっと審査は厳しいかもです。

 ちなみにこれだけ信用情報に重点を置いていれば、逆に言えば? ほかは他のローンほど重点を置いていないとも考えられ、まあつまり逆にかなり信用情報に自信があれば、極度に心配する必要はないとも。

 なお信用情報に対し厳格という事は、何も過去のクレジットカードやローンの支払い状況だけでなく、携帯電話の分割払いとか(携帯電話の分割は割賦なので、ローンと同様の扱いになります) また自営業者なら税金類などの納付状況も十分含まれてくると思われ(所得税はもちろんの事、場合によっては住民税や国民健康保険料、そもそも確定申告自体等も)、そこら辺りにも十分ご留意などのほどを。

事前審査の結果で、ある程度の本審査通過率は分かる

 地銀ローンセンター長さん曰く。

 フラットの事前審査(仮審査)結果には3通りの結果があり、その結果は×=不合格。 △=保留(位置的には事前審査合格)。 ○=事前審査合格。 との事。

 ちなみに×なら無論だが、△と○は合格として返答があり、なお△だと本審査通過率は4割ほど(40%)で(もっと詳細審査がないとなんとも言えない → だから保留)、○だとおおむね8割〜9割は本審査通過という事らしいです。

 もしこれから事前審査をされる方がいらっしゃいましたら、こういったポイントも踏まえ結果を聞かれてみてはいかがでしょうか。 (ただ銀行によっては こういった回答までしてくれない可能性もありますが。。。)

 以上、まあ私が考察出来る範囲内でしかありませんが、皆様のご参考などになれば幸いです。

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2015年5月更新

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関係のない話ですが、フラッペってフランス語なんですね。 管理人。


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