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個人事業者の利用しやすい住宅ローン

 個人事業(自営業)の方にとって、やはりマイホームを購入するにあたっての最大の難所は ”住宅ローンの本審査通過” でしょう。 ちなみにこの辺り、私(もちろん個人事業)の体験談と工務店の話、不動産屋さんの話、そして知人の体験談などとを合わせて色々と触れておいてみましょうか。
(※ 知人 = 個人事業歴約20年の知人で、ここ最近新築マイホームを購入)

 尚、当サイトにおける審査傾向の一切の表記につきましては、通りやすい = 審査が甘い 等というわけではなく、あくまで 「利用しやすい」 という観点での話題になりますので、それら辺り予めのご了承を願います。 また一切の情報につきましては、あくまで私の身の回り環境における実体験を基にしたものだけであって、他の環境下などにおいても同じような傾向であるとは限らず、もちろん私はただの個人であって、ローンの専門家とか関連事業者などでもなく- それら辺りも予めのご了承などを願います。

地方銀行

 先ず私の把握する範囲内におきましては、いわゆる ”地方銀行” での借入は、基本、個人事業者の方は本審査通過はかなり険しいようです。 これは私の知人、そしてとある大手不動産屋さん営業マンも言っておりました。

 もちろん私も過去体験しております。

 私の知人なんかは、某地方銀行の住宅ローンの初っ端の相談時点から既に ”門前払い” されたようで、
(※ 自営業者の方は基本、お取扱いさせて頂く事は出来ません。 と。 ちなみにその時は、一応不動産屋さんからの紹介経由であったのにも関わらず、やはりその傾向に姿勢を変える事はなかったそうです)

 また私自身も、私の知人とは全く異なる地方銀行だったのですが、ローン相談中に ”個人事業” と言った段階で、あからさまに担当者の様子が変わり、これまで話ながらメモしてくれていたメモの筆記も止まり、ローン金利の相談を切り出しても 「パンフレットのものがうちの商品です」 と言わんばかりに何の説明もされず、あげくのはてには 「取引先の銀行の方がいいと思います」 と、遠回しに当行ではムリとアピールされ出す始末。 まあ結局はその場に居る事すら苦痛な状態に追い込まれ? まあその銀行を後にし その銀行には二度と足を運ぶことはありませんでしたが-

 まあそのくらい、地方銀行 VS 個人事業 の難易度は高いですよ- と。

 但し、ちょびっと話中に出てきたかもしれませんが、事業においての取引銀行であればちょっと話は変わってくるみたいで、その辺りは補足としてまでに。

 【まとめ】
 個人事業者(自営業者)の地方銀行においての住宅ローン利用は非情に難易度が高いが、ただその銀行が取引銀行という場合に限っては、一応例外的となるでしょう。

 【2015/5追記】
 地方銀行 VS 個人事業 の難易度は高いですよ- と申しましたが、但し! その銀行が不動産屋さんとの提携銀行などであれば全く話は異なってくるようです。

 実はこの記事を執筆した後日、縁あってとある大手不動産屋さんにて建売住宅を購入することとなり(一旦3年前に計画していた注文住宅はローン本審査がダメで話が流れておりました。そしてその後もボチボチと動いておりましたが)、その大手不動産屋と提携する地方銀行にてローン審査をする事となったのですが、まあ最初は全く期待してなかったです。 正直これまでの地方銀行の強い風当たりの数々を耳目体験などして来ていましたから。。。

 しかし当初から、不動産屋さんの担当営業マンはとにかく審査通過に自信満々の様子でしたし、実際審査も2行中2行とも全く問題なく事前審査通過(一応建売なので本審査に近い審査が行われており、かつそのどちらも本審査も問題ないとの事も)。

 その不動産屋さん曰く。
 ○○銀行さんとはもう地域No,1?ほどのつながり。 なので当社(その不動産屋)からのローン申込はかなり優位に取り扱ってくれますし(当社からの申込だとまず心配ない とおっしゃっていたほどに)、もちろん提携金利もグッと安いですし、、、 みたいな(金利も特別優遇金利適用)。

 つまり住宅購入先(但し大手)と強い提携関係にある地方銀行であれば、また話は別。。。 という事で。 またこれら補足程度までに。

 【2015/5追記】
 また後日知人経由にて、たまたまその不動産屋さんで、他にもローンを申込みした個人事業者(たぶん)の方の話も聞いたのですが、その方は、その不動産屋経由でのローンしか通らなかった。 他でのローンは全てダメだった。。。 という話でした。 つまり住宅購入先(但し大手)と強い提携関係にある地方銀行の強さは、やはり本物だと その時また再認識させられました(ただこの場合は個人事業者に限った話ではありませんが)。

都市銀行

 都市銀行という区分そのものに明確な線引きはないそうですが、まあここでは世間一般的に 「都市銀行」 とそう呼ばれている銀行とお考え頂ければ幸いです。 例えば三井住友銀行とかUFJ、みずほさんなんかがそれら系列かな。

 因みに都市銀行系列だと、少なくとも地方銀行への飛び込み相談(取引銀行以外への相談)に比べると利用出来る可能性は高いようです。

 実際私の知人は、先述の地方銀行への相談の直後、手早に都市銀行へ切り替え相談をしてみたところ、地方銀行から打って変わって積極的に相談でき、もちろん最終的にもそこで融資を受け住宅購入に至りましたから。

 但し、ちょっと借入限度額には厳しいようで- それら辺りは補足としてまでに。

 【まとめ】
 地方銀行よりかは可能性高くなる傾向。 但し、借入可能な限度額はかなり厳しいようで、まあ世間一般的に言われている額の半分ほどの融資しか受けられないと そう考えられていた方が無難とも。 (それくらいに厳しいようです)

フラット系

 主要がフラット35かな。 今は亡き住宅金融公庫の後継 「住宅金融支援機構」 と金融機関とのコラボレーション融資。

 因みに多くから耳目して来た結論としては、このフラット系が一番利用しやすいかな? (個人事業者でも利用しやすい)

 まあ国の行政が絡んでいるだけに、国民の居住に対する支援意向はかなり強いかと思われ、もちろん、その辺り 工務店の社長さん曰く 「個人事業者でもよほどの事がない限り(職種や安定性、個人の信用情報等)、あまり審査を見送られた事はない」 というほどとも。

 但し、フラットは団体信用生命保険が任意加入となるゆえ、加入される際には 保険料は借入者側の別口負担となり、その分他の金利分などと合算し考えた場合、他の融資方法に比べ割高(トータル的に負担高)となる可能性もあり、それら辺りは補足としてまでに。

 【まとめ】
 一番融通性? 高いのはフラット系と思われます。 但し、保険料の負担分が高くなる事もあり、また融資対象となる物件の条件に厳格であるゆえの 融資を受けられる範囲に限りが出てしまう事も。

 【2015/5追記】
 先述追記させて頂いた地方銀行での審査とは別に、最終的にはフラット35の採用という事となりまして。。。 もちろん本審査合格しておりますので、個人事業者のフラット利便性はやはり高い傾向と言えるでしょう。

 但し、とは言っても私はフラット35を二度本審査しており、そしてそのうち 地元工務店経由にて申込みした際は本審査NGとなっており(ちなみに本審査OKだった方は、その大手不動産屋さんと提携関係にある地方銀行経由でした)、まあ一応付け加えておくならば、そのフラットの取扱い店等でも多少は審査傾向は変わってくるでしょう。。。 と。 【→ その時のネタ

まとめ

 一応これら話の筋と、それとこれまでの経験、そして知人、不動産屋さん、工務店の担当者や社長さんなどからの情報をまとめてみますと、

 @ 取引先の銀行
 A フラット系
 B 都市銀行
 C 地方銀行


 @ 大手不動産屋や大手ハウスメーカー → 提携銀行(地方銀行)
 A 大手不動産屋や大手ハウスメーカー → 提携銀行 経由でのフラット
 B 取引先銀行
 C その他フラット系
 D 都市銀行
 E その他 地方銀行

 個人事業者にとっての利用しやすい住宅ローン(融資先)順はこんな感じになるかな(2015/5修正)。

 以上参考になる部分などがあれば幸いです。

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2014年10月更新

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ローンはローンでも、メンタンピン三色ドラドラは好きです。 管理人。 あーあと一本で倍満。。


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