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未完成の建売住宅を購入し、建売住宅ってどんなクオリティ? その現場・現実を密着レポート。
鋼管杭の杭頭ズレ問題はさておき、てゆうか うちは捨てコンないの?
ちょっと分かり難いかな-
ちょうど基礎の外周部にあたるくぼみ、配筋のクリアランスを取っている四角いコンクリート片(かぶり厚6センチを取る役目) がメリ込んでいるのでなんとなく分かるかもしれませんが、もちろん捨てコン(捨てコンクリート)はなしでの一発コンクリ打設。 これ何ていうの? ノースコン? 酢昆布みたい。
ちなみに家屋仕様書の基礎断面図(確認申請に出したやつ) にも捨てコンらしき描写はなし。
通常捨てコン施行が指示されている場合、こんな具合 ↓ に捨てコンの断面が入るもよう。
尚、この捨てコンは建築基準法ではノータッチ。 つまりやってもやらなくてもどちらでも良いという事。 まあコストダウンの第一候補だな。
でもこの捨てコンはかなり重要との見解者も多く、基礎の型枠の固定から〜 基礎の仕上がり精度までにかなり影響する様子。 (その辺り詳細は、ググると専門的知識のサイトが多く見られるので、その辺りはそちらサイトさんにて)
仕上がりはどうなる事やら。 (→ ちなみに、その仕上がりはまた追々。。)
ん?
基礎の型枠、鉄筋の細切れで固定してんじゃん。
捨てコンないからこんな固定しかないと思われ、でも鉄筋はないんじゃない? 当然このままコンクリートが流されるわけだから- コンクリートにはむき出しの鉄筋が刺さったままに。 コンクリートの内面には影響ないとは思われますが、しかしこの鉄筋が錆びて膨張するとどうなるんかな。 鉄線入りガラスみたいに割れん事を祈ります。 でもそもそも基礎枠の固定って、捨てコンあってもこんな金具が使われるのかな?
ていうより、この配筋の下にあるコンクリート・キューブ。 高さを計ると6センチで、でもちょっとメリ込んでない? = かぶり厚6センチない? (建築基準法では、ベタ基礎の底辺部分はかぶり厚が6センチ必要との事) でも実際にコンクリートが打設する場面に立ち合ってないので、そこら辺の指摘は困難でした。 不動産屋の担当は配筋検査はあるとは言っていたが。。
たかが建売。 されど建売。
2015年6月更新
最近風邪気味で、鼻をかんだら両鼻から鼻血が出ました。 管理人です。