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収入合算とは(一般的な住宅ローン)

 私自身がマイホームの購入を計画するにあたって、色々調べたり勉強したりした 「住宅ローン用語」。 と、そんなややこしい住宅ローン用語の中でも、特に私が振り回された? 一部を〜 私なりにちょっとまとめてみましたので、皆様の調べ事に対し少しでもお役立て頂ければ。。。 と。  m(_ _)m

 今回は 「収入合算」について。 【⇒ 尚、以下情報参考上の注意点

一般的な収入合算

 先ず 「収入」という基本事項は、住宅ローン融資を審査する上で融資可能額の上限を見極めたり、申込み者本人の経済力から見る返済能力を見極めたり・・・ といった点で、非常に重要な審査事項となっておりますが、ちなみに住宅ローンを審査する上で、どうしても・・・ 申込者本人一人の力では欲しい住宅の理想 (価格)に対して融資可能額が足りない・・・ といったケース等もあり、と! そういった状況下において、欲しい住宅の理想に対して十分な融資が受けられるように・・・ と、活用されるのが 「収入合算」とお考え頂いてもよろしいかと。

 つまり、例えば・・・
夫の収入だけでは欲しい住宅の理想 (価格)までの融資が難しいが、妻の収入までもを合算すれば〜 一世帯で見れば審査上における総合的な審査対象の収入が底上げされる事となり、その分、融資可能額の上限を増すことが出来、理想までの融資が可能となる・・・ といった感じ。

 簡単に言えば、「借入可能額を増やす」ために活用するのがこの 「収入合算」の真意と。

 尚、その融資先の金融機関によっては多少異なろうかと思われますが、夫一人だけではローン審査自体が通らず・・・ といった場合に、妻も収入合算 (算入?)して 改めて審査合格を狙う・・・ といった意味 (審査を通りやすくするため)で活用される事は ”原則” ないと思われます。

 但し! この収入合算を活用するためには、やはり・・・ その収入合算者に安定した収入がある事は大前提であり、かつその収入合算者が、申込者本人の 「連帯保証人」となる事も条件になりますので、予めご注意のほどを。

 もちろんその収入合算者は、申込者本人と同居される方 (夫婦とか親子とか)が前提ともなろうかと思われますが、その範囲等については、実際に融資を行う金融機関によって異なるかと思われます。

 また、その収入合算者が申込者本人の 「連帯保証人」となる・・・ といった条件につきましても、その実際に融資を行う金融機関によっては、「連帯保証人ではなく連帯債務者」となる事が条件となる場合も (連帯債務者となる場合については ⇒ 後述))

 尚、こういった収入合算を行われる場合には、基本、申込者本人と収入合算者との 2人の合算された収入で審査され、融資可能額が決定される事となっておりますので、もし今後・・・ 収入合算者である方が離職・転職するなどで世帯全体の収入が減ってしまった場合には、申込者本人一人の力で返済を続けて行かなければいけない事となりますので、そうなってしまった時には、かなりキツイ返済負担が強いられてしまう可能性も。

 またいくら収入合算とは言え、その収入合算者が 「連帯保証人」である以上は、その収入合算者は 「債務者」ではありませんので、その収入合算者は 「住宅ローン控除」を受ける事は出来ず・・・ と、こういった点等にもご注意のほどを。

 ちなみに、「連帯保証人」は〜 基本的に 「団信 (団体信用生命保険)」に加入する義務はありませんので、また、その返済額などに応じた 「持ち分」を考える必要もありませんので、(この場合、申込者本人がそのローンの全額債務者となっておりますので、持ち分はその申込者本人を基準にお考え下さい) その辺りは逆にメリットとなるかと。

フラット35など、やや特殊な 「連帯債務」型での収入合算

 → 連帯債務型の収入合算については別途こちらにて。

 以上参考などまでに。

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2012年12月更新

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関係のない話ですが、フラッペってフランス語なんですね。 管理人。


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