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筋トレと超回復

　筋トレの目的は、筋肉の繊維を強く太くする事です。

　筋肉の繊維を強く太くする為には、筋肉に適切な負荷をかけ（トレーニング）、筋肉を傷つけ、回復させる事の繰り返しが必要になります。

　人間の体は不思議なもので、ケガなどで傷ついた部分はただ修復されるだけでなく、以前よりも細胞が強固となって修復されます（某アニメで言うサイヤ人みたいな感じ）。

　筋肉も同じです。

　筋トレによって傷ついた筋肉は、同じ負荷によってまた傷つけられないように・・・と、以前よりも強く太くなって回復します。

これが超回復

　これを「超回復」と言います。

　「超回復」された筋肉は以前よりパワーアップしていますが、１回程度では目に見える成長はしません。　そこで、以前トレーニングした時の負荷よりもさらに負荷を強くし、「超回復」された筋肉をトレーニングによってまた傷つけるのです。　すると・・・、超回復で強固になって回復していた筋肉が、さらにもっと強固になって超回復するのです。

　これが「筋トレ」の理論です。

　ちなみに理論だけで考えれば、　「強度１のトレーニング」　→　「超回復」　→　「強度２のトレーニング」　→　「超回復」 〜　という具合に、超回復の都度 トレーニングの負荷を上げていけば、筋肉がモリモリ・・・という計算なんですが、ただ実際にはそうも簡単には行かないのも現実。　つまりただ単に負荷を上げていくだけのトレーニングでは筋肉は成長しません（成長しても直ぐに頭打ち）。　しかも、きちんとしたトレーニング方法でなければ、筋力アップどころか筋力ダウンやケガの可能性だってあるんです。

　じゃあ、どうすればいいのか・・・と言いますと、

十分な栄養摂取と休息

　効率の良い「超回復」の為には（パワーアップ）、「十分な栄養と休息」が必要なんです。

　もちろん筋肉も同じです。

　きっちりと栄養を摂り、十分に筋肉を休める事によって「超回復」が引き出せ、より強く太い筋肉に成長するのです。

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